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質問5 環境教育の実践をもとにした効果を調査したが、一般論としての環境教育への思いや教員側の内面的変化について記述された回答が多く、より正確な情報を把握するためには、再度より細目に分けて調査を行う必要があり、今回は分析の対象から除外した。

 

質問6 「環境教育に取り組んでいない理由」として挙げられたのが、小学校ではどのように進めたらよいかわからないが最も多く、ついで余裕がないであった。中学校では、余裕がないが最も多く、次にわからないであった。現在環境教育を進めていく上で障害となっている要因は主に、この2点であることがわかる。その他として、算数科では特別必要とは思わない、指導要領・教科書等にかなり強く打ち出さないと出来ない、環境教育という教科を設けるべき、学校よりも行政や地域で行うべきといった意見が挙げられた。

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図2−17. 環境教育に取り組んでいない理由(複数回答)(小学校教員)

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図2−18. 環境教育に取り組んでいない理由(複数回答)(中学校教員)

 

 

 

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